アルコール消毒による手荒れの原因
手荒れは、手の皮膚に与えられるなんらかの刺激が主な原因で、刺激があった部位に症状があらわれます。
アルコール消毒液が皮膚に触れた際の、化学的な刺激、アルコールが蒸発する際に水分が奪われることによる乾燥も原因のひとつです。
消毒や手洗いが増えることによって皮膚が乾燥する
アルコール消毒や手洗いの回数が増えると、皮膚の健康を保つために必要な皮脂や、肌の保湿成分が洗い流され、乾燥状態になります。
皮膚が乾燥すると、外部の刺激から肌を守るバリア機能が低下し、手荒れを引き起こす危険性が高くなります。
アルコール消毒による手荒れに効く市販薬
アルコール消毒による手荒れには、ヘパリン類似物質配合の保湿剤やワセリンの使用がおすすめです。
ヘパリン類似物質は病院で処方される医療用医薬品のヒルドイドの有効成分で、高い保湿効果が特徴です。ただし、ひび割れや出血がある場合はヘパリン類似物質は使用できないため、ワセリンで保護しましょう。
商品画像 | 特徴 |
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・ヘパリン類似物質配合の保湿剤 ・さらっと伸びるローションタイプ ・片手で開けられるワンタッチキャップ採用 |
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・ヘパリン類似物質配合の保湿剤 ・しっとりとしたオイルベースのクリーム |
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・ワセリン ・手だけでなく全身の乾燥した皮膚の保護に |
ヒルマイルドローション
ヒルマイルドローション 30g【第二類医薬品】
ヘパリン類似物質が配合された保湿剤です。さらっと伸びるローションタイプです。
クリームよりも比較的べたつきが少なく伸びが良いため、広範囲に使用する場合に適しています。
ヒフメイド油性クリーム
ヒフメイド油性クリーム【第二類医薬品】
クリームタイプでしっとりした使用感の薬です。塗り広げやすいクリームが患部をしっかりとカバーします。オイルベースのクリームが水分の蒸発を防ぎ、肌のうるおいが持続します。
プロペト ピュアベール
プロペト ピュアベール【第三類医薬品】
ワセリンが皮膚の外側に膜を作り皮膚を保護、水分の蒸発を防ぎます。他の薬と比べて刺激が少ないため、皮膚が過敏な方や傷ができている方におすすめです。
手荒れに効く市販薬の選び方
手荒れに効く市販薬には様々な種類があり、症状によって適した成分が異なります。薬の成分と手の状態の組み合わせによっては、十分な効果が得られないこともあるため、ご自身の症状にあわせて薬を選ぶことが大切です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。